六本木の国立新美術館で開催中の、『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』へ行ってきました。ただでさえ人気のルノワール、更に日本初公開の『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』が見られるという事で、混むだろうな~?と、初日の4月27日(水)に朝一で行ってきましたが、チケット売場も会場も空いていました! ま、混むのは口コミが広まるこれからでしょうね。。。
小型の絵が多かったけれど展示数は多く、なかなか見応えがありました。なんか他のとタッチが違う絵だな~と思ったら、実はゴッホとピカソの絵もあったり。こんな大御所の絵を何気にさらっと展示してたのに驚き!
初来日の、『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』が良かったのはもちろん、他には
『手を組んで座るブルネットの少女の肖像』(1879年 オルセー美術館所蔵)というパステル画の、黒髪の少女の絵がオリエンタルな雰囲気で印象に残ったけれど、絵葉書は売っていませんでした。残念。家に帰ってからもう一度見たくなって、ネットで検索したけれど見つからなかった。。。 有名な画じゃないのかな?
『田舎のダンス』と『都会のダンス』が、45年ぶりに揃って来日。
これは本当に、素晴らしいですね。特に『都会のダンス』が。(上の写真です。)
若い乙女の表情が、ちょっと戸惑ったような困ったような、それでいてパートナーの青年に、恋に落ちてしまったような。。。そんな顔に、いつまでも見入ってしまいました。
ルノワールの絵は明るく綺麗で、見ているだけで、こっちの心まであの色彩のように幸せな気分になります。
良いものを見ました。