7月5日(土)、谷川岳山麓ハイキングツアーで群馬県みなかみ町へ。一人で参加です。
梅雨の時期なので仕方が無いのですが、天候悪! 例年7月に入ると、梅雨は明けてなくても晴れの日が多かったので大丈夫だろうと申し込み時に思っていたのですが、今年は長梅雨になってしまいました。
バスの集合が7:00で、天気悪いから出掛ける人が居ないせいか? 高速がガラ空きであっという間に10:00前に谷川岳に着いた。
雨は小降りだけど、決して霧雨ではにゃい。。。
ロープウェイ乗り場から、ハイキングスタート。舗装された緩やかな山道を行きます。霧が立ちこめてすぐ向こうの山が見えにゃい。
谷川連峰と呼ばれる一帯は、群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の境に位置し、主峰の谷川岳が1977m。日本百名山の一つ。一ノ倉沢は、剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられる景勝で、これを目的に来たワケですが。。。
雨と霧の中を折畳傘を差して歩き、あっさりマチガ沢出合に到着。ここから一ノ倉沢の迫力のある岩場を臨めたはずだが、これ。。。
白くポツンとある白い丸は、谷底の残雪です。
マチガ沢
引き続き傘を差して白モヤの中を黙々と進み、メインの一ノ倉沢出合。。。
世界で最も登攀の困難な岩壁(グレード6級)の一つとされているらしいですが、何も見えん!!
上高地へ行った時も、こんな天気で穂高が何も見えない時があったな~。
↓ホントだったらこういうのが見えてたらしい。。。
アルペンホルンの演奏はやっていたけれど、心は満たされず。。。 誰が悪いワケでもないですけどね。
売店も何も無い所なので、一ノ倉の岩壁が見えなければ、帰るだけです。
一ノ倉を背に。こちらも天気が良ければ美しい山脈が見えたはず。。。
来た道をさっさと引き返してマチガ沢まで。ここから新道に出るのですが、新道に出るまでが、うって変わって険しい獣道。こんな岩がゴロゴロ。
これまでは舗装された道で、雨が降っていて傘を差していたけれど、とても片手では歩けなくなったので、傘は畳んでポケットにつっこんで、両手をつかって辺りにつかまりながら下っていきました。
正直、一ノ倉沢出合まで、歩きやすいのは良いのですが単調過ぎて、ハイキングコースとしてはつまらないなぁ。。。と思っていたのですが、素人にとっては難易度の高過ぎる、道なき道が復路コースにあったとは!
木の幹が根本から曲がっているのは、冬の雪の重みの為でしょうか。。。 こんな所も跨いで進む。
一人で来たこともあって、一ノ倉が見えなかったのでさっさとコースを進んだので、私がツアー参加者の先頭だったらしく、辺りは誰も居なくて少々不安な気分。マチガ沢を渡る橋に出た所で、ツアーの道案内の方が立っていて、ホ。
橋の上から
新道と呼ばれる場所に出たのか、やっと平坦な道になりました。ここまで20分位? なんだかサバイバルでした。舐めてかかった私が悪うこざいました。。。
それにしても、誰も居にゃい。。。天気が悪い為、誰も訪れる人が居なく、なんだか山丸ごとツアーの貸切状態になったみたいでした。
長くなったので、後編に続く!