千畳敷駅に到着してロープウェイを降りると、空気が冷やっとしていました。ここは標高2,612メートル。駅の温度計を見たら、16度ですって! 長袖Tシャツに重ねて長袖シャツを着ていても涼しい。下界の猛暑がウソのようです。山頂には雪が残っていたし!
そして、千畳敷カールの圧巻の景色! 天然のお花畑が広がって、雲が足下に流れて、アルプスの少女ハイジ の世界だわ~!
混雑により2時間半ロープウェイを待って昇ってきたので、帰りのロープウェイも当然 2時間半待ち。この待ち時間が千畳敷カールでの散策時間となりました。旅程表では散策時間は1時間程度の予定だったので、ゆっくりじっくり散策ができて、混んでいて逆に良かったかな!?
(赤い小屋は、ロープウェイの千畳敷駅と併設するホテル千畳敷。)
千畳敷カールとは、駒ヶ岳2,956メートルを主峰とする中央アルプス(木曽山脈)の2,600メートル地帯に広がる、氷河によって形成されたお椀状の圏谷。昭和42年の駒ケ岳ロープウェイの開通により、登山初心者でも、その豊富な高山植物の光景を体感することができます。(といっても足場は悪い。)
白いのは コバイケイソウ
似ているけど、緑の花は ミヤマバイケイソウ
オレンジ色が鮮やかな クルマユリ
ウサギギク
クロトウヒレン
タケネグンナイフウロ
チングルマの花
チングルマの花が終わり、綿毛になったもの。可愛らしい。
ハクサンフウボウと、チングルマの綿毛
ツガザクラ の終わったやつかな?
そして、一番 気に入ったのが ミヤマクロユリ
高山植物は当然、採取や持ち帰りは禁止です。でも ミヤマクロユリの球根は千畳敷駅の売店で販売していましたので、こういうのを利用すると良いですね。