劇団四季のミュージカル:『オペラ座の怪人』を観てきました。
汐留にある四季劇場「夏」です。
『オペラ座の怪人』は、私はずっと昔に、ニューヨークのブロードウェイで観たことがあります。劇団四季のは初めて。2004年の映画は、クリスティーヌは綺麗で良いんだけど、肝心の怪人が~。デブだし、歌下手だし。大嫌い!
なので、四季の怪人の歌に期待して行きました。
当番表です。
怪人:橋元聖地
クリスティーヌ:苫田亜沙子
ラウル子爵:中井智彦
昔のブロードウェイの記憶が美化されちゃっているのかも知れないので、当てにならないのですが、舞台とかシャンデリアとか劇場そのものとか、四季のは造りが小さくて安っぽいな~と。衣装ももっと豪華じゃなかったけか?と。
あと、役者も全体的に小柄で小さくまとまっているな~と思ってしまいました。
ブロードウェーで観た時は豪華さと役者の迫力に圧倒されたのだけど、四季のはそれを感じませんでした。
特にクリスティーヌが小さくて子供みたいで。所作もちょこまかして美しくないし、ドレス着ても映えないな~。でも歌は上手いと思いました。
怪人は、すっごい醤油顔の役者さんだった故に、「ここは日本なのよね~。パリのオペラ座じゃないよね~。」と出てくる度に思ってしまい、ミュージカルの世界観に全然入れなかったのですが、彼も歌は癖が無くて好きでした。映画のデブの怪人の歌よりも数倍良かったです。
ブロードウェイではマスカレードの場面で、怪人が一番前に出てダンスをして、それが独特な振付で格好良かったのだけど、四季のは怪人は踊らないのね?
私は、オペラ座の怪人のナンバーでは、『Think of Me』が一番好きで、ライブで聴けて良かったです。日本語の歌詞も上手に曲にのっていたと思いました。
劇団四季の公演は、昔に『CATS』を1回だけ観ただけなので分からないけれど、全体的に演技が子供っぽい?(台詞の言い方とか仕草とか) ミュージカル軍団の割にはダンス苦手? 『オペラ座の怪人』を観てもそう思ってしまった。う~む。。。