往年の名作映画『プリティ・ウーマン(1990年公開)』のミュージカル版を観劇しました。
ブロードウェイキャストによる公演との事で期待していたのだけれど。。。
『プリティ・ウーマン』は、あの頃のキラキラとしたリチャード・ギアとジュリア・ロバーツだったからこそ成立していたのだなぁ!と再認識しました。それと、衣装と主題歌は大事!
キャストが、男女ともに容姿も雰囲気もかけ離れ過ぎていた挙句に、衣装が安っぽくて、あの主題歌が劇中に流れなかったのです。泣!
リチャード・ギア役は、なんだかゴツくて髭面でスマートじゃないし、ジュリア・ロバーツ役はずんぐりむっくりで、あれじゃぁお互いに恋に落ちないわよ! 映画のあの二人のようにはいかなくても、せめて寄せる努力はしてくれなきゃ!
衣装は壊滅的に安っぽくて、リチャード・ギアがジュリア・ロバーツに、“ネックレスの箱でパックンチョ!” する名場面も、真紅のドレスは色が褪めたようだしサイズも合ってなくてブカブカで台無し!
そして、映画を象徴する「オー・プリティ・ウーマン」の主題歌が、劇中に一度も流れず、最後にカーテンコールでちょこっとテキトーに歌っただけ。『プリティ・ウーマン』といったら、ズンズンズンズンズンズンドコ♪プリティ~ウ~マン♪ って聴きたいじゃない?
なんかね、最初から最後まで、観たかったのはこれじゃない感がぬぐえませんでした。
劇場のロビーで、スポンサーの立飛ホールディングスのキャラクターがお出迎えしてくれました。たっぴくん&たっぴちゃんだって。これがこの日見た中で一番良かった気がします。。。