宝塚雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』の宝塚大劇場公演 千秋楽 をLIVE配信で観ました。
現男役トップ 彩風咲奈の退団公演ですけれど、私はオスカル演じる次期トップの朝美絢 目当てで観てみました。
朝美絢のオスカルは、もうもうもう！凄かったですよ～！ 原画のオスカルがそのまま出てきたかのような驚異的な美貌！
それから、私は宝塚の最近のライトファンですので、朝美絢の美貌以外の評判はあまり知らなかったのですが、歌も包み込むような低音で魅力的だなと思いました。美貌だけではなかったのね！ トップ就任がとても楽しみになりました。早く、トップの朝美絢を見てみたいです。
あとは、退団する現トップの彩風咲奈。
私はあまりよく知らなかったのですが、すごく脚の長いスタイルの良い人ですね。衣装が、映える！ 歩く時の長～い脚の運びの美しさとか、腕も長いので、少し腕を動かしただけでもフワ～っと彩風咲奈の空気感が広がるというか、やっぱりトップになる人はスゴイものだなと感じました。
『ベルサイユのばら』の舞台そのものについては、色々昭和感が満載というか。。。 台詞まわしとか場面とか、ちょっとくどかったかなと。それから舞台が、『ベルばら、知ってるよね？』と言わんばかりに、観客がベルサイユのばらの漫画を一通り読んで、フランス革命も理解しているのを前提で進めていくのも、ずいぶん強引だなぁと。（＾＾；）
ま、私はそこはクリアしているので無問題でしたけど、あの話を2時間の舞台に詰め込むのが最初からムリな話で、そこは潔く宝塚側も放棄している感じなのね。
彩風咲奈のサヨナラショーと、他の劇団員の退団式みたいなのもあって、4時間半と長丁場でしたけれど、すごく見応えのある素晴らしい公演でした。
『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』は、宝塚大劇場の千秋楽だったけれど、これから東京の宝塚劇場に場所を移して、まだ公演は続くのね。本当のラストまで、雪組には頑張って欲しいです。
