2022年に受けた英国式紅茶教室の5回目。
アフタヌーンティーのティーフーズには、出す物や置き方など、少々のルールがあります。
スリーティアスタンドの正式な使い方
2段の場合
上段・・・生菓子
下段・・・サンドイッチ
スコーンは別皿
3段の場合
上段・・・焼菓子 スコーン(スコーンは別皿でも良い)
中断・・・生菓子
下段・・・サンドイッチ
- 近年のホテルやお店のアフタヌーンティーは、見た目が華やかな生菓子を上段に持って来る事が多いが、これは間違いである。
- またスコーンは格式の高いものであるので、本来は上段か別皿で出す。
- スコーンは焼きたてを出すものなので、中段にすると熱や蒸気で上の皿が温められるのも生菓子にはよくない。冷たい生菓子はスコーンより下段に来るべきである。
アフタヌーンティーのティーフーズ
スコーン
小さいものがフォーマルで、直径5cm前後がフォーマルとされるサイズ。
大きいとカントリー風。
焼きたての温かい状態でお出ししましょう。
ジャムはベリー系。ママレードは朝食に食べるものなので、アフタヌーンティーには使いません。
(実習でとっても美味しいスコーンを焼きました!^^)
サンドイッチ
パンは薄目のフィンガーサイズがよい。3cm×3cmサイズが正式。6等分でも可。
具はサーモンやローストビーフ等。きゅうりは必ず!昔、きゅうりは温室栽培で高級品だった為、貴族の間でのマストアイテムであった。
ホワイトブレッド・・・きゅうり
ブラウンブレッド・・・肉魚系のサンドイッチ
ペストリー
3~4種類用意すると良い。
タルト・フルーツ・フルーツケーキ・焼き菓子(ビスケット、フィナンシェ、ショートブレッドなど)・パイ・チョコレートもOK
フォーマルスタイルは小さいサイズにする。
紅茶は、2~3種類。定番と、1つは個性的な紅茶を用意しても良い。
(素適なフォーマルスタイルのアフタヌーンティーのテーブルが用意されました!)
ティーフーズを食べる順番
- サンドイッチを最初に食べる(サンドイッチの次にスコーンは×)
- 生菓子
- スコーン
- 焼菓子、チョコレート
本来ならば、スリーティアスタンドの下段から食せば自然と正しい順番になったのだが、最近ではデタラメな順番で(見た目華やかな生菓子を一番上に)置いている所が多いので、正しく食べる順番を自分で覚えておきましょう。
↓写真は、正しいティーフーズの配置です。スコーンは別皿で提供するスタイル。
(とても美しい、フォーマルなアフタヌーンティーのテーブルセッティングです。)