アイスティーの始まり
1904年、アメリカのセントルイスで開催の万国博覧会にてアイスティーが誕生。
アメリカに紅茶が広く普及するきっかけとなる。
ちなみにハンバーガー誕生もこの万博である。
アメリカではアイスティーの方が主流。
イギリスではあまりアイスティーは飲まない。
特にアイスミルクティーはイギリスでは不人気。
クリームダウンについて
アイスティーを作った時に紅茶が白く濁ってしまうのをクリームダウンと呼ぶ。
コクや渋味の成分であるタンニンとカフェインが結びつき、冷めて結晶化するため白く濁る。
クリームダウンを防ぐ為に
1.タンニンが少ない茶葉
ダージリンファーストフラッシュ、キャンディ、ニルギリ、キームン、ジャワティー、フレーバードティー(タンニンが少ない中国紅茶がベースになっているのが多いため。)
向いていない茶葉は、アッサム、ウバ、ケニヤ
2.甘味を加えると退院とカフェインの結晶化が防げる。紅茶につやも出る。
3.蒸らしをホットティーよりも短くし、タンニンの抽出を控える。
4.タンニンを控えるため、ゴールデンドロップを注ぐのを控える。
教室では、3種類のアイスティーの実習をしました。
・オンザロックス方式
・グレープフルーツティー
・アイスティーロイヤル
他に、先生よりマリアジュフレールのお勧めの紅茶を沢山教えて頂きました。
ティータイムは、ルバーブのムース。
そして、色鮮やかなサマープティングでした。どちらも先生の手作りです。
特にサマープディングは先生のこだわりで、缶詰ではないすべて国産のフレッシュな3種のベリーを使っているとの事。サマープディングの生地は、なんと食パンなのです! 酸味のあるフレッシュベリーのエキスが染み込み、実習でつくったまろやかなアイスティーロイヤルととてもマッチして美味しかったです。
(余談)とても美しい白いリネンのマットの上に、真っ赤なサマープディングをサーブして頂き、染みをつけたらいけないと食べる時に手が震えましたョ~。ベリーエキス、落ちないやつだよね?(^^;)