高校時代の友人にお誘い頂き、水芭蕉を見に尾瀬へ行きました。
6/7(金)深夜23:00に新宿発。
小型バスで座席がものすごく窮屈で全然眠れませんでしたけれど、夜行バスの経験は初めてだったので面白かったです。サービスエリアって、深夜でも営業しているんですね!食事処は全部じゃないけれどやっているし、お土産売場は全然人が居なくて、静かでゆっくり見られて良いなぁと思いました。
車中泊で、午前5:30に尾瀬の玄関口、鳩待峠に到着。散策スタートです。梅雨入りしていますけれど、雨は降っていません。
標高1,591メートル。ひんやりして少し寒いです。雪が所々に残っていました。
鳩待峠から山ノ鼻までは下りが続きます。私は長身の為か? 下りが苦手で、落っこちそうになるので少々難儀しましたけれど、でも大丈夫。急な坂は登山口の近辺だけですぐに終わりました。尾瀬は先に下りで、帰りが昇りになるので、普通の登山と逆になるんですね。
鳩待峠から山ノ鼻までの山道は、ウグイスが良い声で鳴いていました。
巨大かたつむり
ファースト・水芭蕉 発見! わ~、初めて見た~!
ミネザクラも咲いています。
水芭蕉の群生に遭遇。本当、神秘的です。
木道より遠い所に沢山、水芭蕉が咲いていて写真にうまく撮れなかったのですけれど、水芭蕉ってものすごく大きくなるんですね! 白菜ぐらいの大きさの株になって、花も20cmぐらいになった“お化け水芭蕉”が沢山ありました。
この岩まで来ると、山ノ鼻までもうすぐ。
6:30頃 山ノ鼻到着。山小屋が並んでいます。早朝なのでまだ営業はしていません。
山小屋の軒に巣を作ったツバメが沢山飛び回り、濡れた地面をついばんでいました。
山ノ鼻まで下りてくると、尾瀬らしい湿地の風景が始まり、鳥の鳴き声は、ウグイスからカッコウに変わりました。ここから先、ずーっとカッコウがよく鳴いていました。カッコウの声、好き。
山ノ鼻を出てすぐに、水芭蕉の大群生があります。私が行った時点では、ここが一番沢山、水芭蕉が咲いていました。沢山ありましたけれど、ピークからは少し過ぎた頃だったそうです。
雨は降っていないけれど雲が低く、至仏山や燧ケ岳は全景が見えず。限りなく続く木道に遥かな尾瀬を実感しました。
私が尾瀬の水芭蕉を見て最も感動したのは、水芭蕉が水中でも普通に咲いている事です。水辺に咲く花なのは知っていたけれど、水の中でも花開いているなんて! ここへ来て見なければ一生知らなかったですから。
後編、【竜宮→見晴十字~復路】に続きます。