帝国劇場で、ミュージカル『マリー・アントワネット』を観ました。
お目当ては、国宝級イケメン! フェルゼン伯爵の古川雄大ですな!
見よ!この美貌!
(この間は、古川雄大の『モーツァルト!』を観ました。)
それから、日本で一番、王妃役がハマる 花總まり様。
まさに、BEST OF BEST の配役と組み合わせです!
帝劇がリニューアル工事をして、すごくなるのか?と思ってたら、ダウングレードのリニューアルをしていました。1階の売店が少なくなって寂しくなってたのと、2階の喫茶室のドリンクとケーキの種類が少なくなっていました。帝国劇場なのに、質素~。
舞台の感想はですね。悪くはないのですけれど、ちょっと物足りなかったです。
12年ぶりの再演で、新演出で、役者さんも初演時と変わっているから、舞台全体がこなれていない感じでした。
古川雄大も、オープニングから登場で美しさを堪能できるのは良いのですが、全体的に歌い込みが足りないかな~。まだ歌に気持ちが乗っかっていないというか。
あとは、マリー・アントワネットとフェルゼンの情熱的かつ悲恋のラブストーリーを期待していたら、そこはサラっとしていて、ガクっときちゃいました。
二人のデュエットはある事はありますが、もっと壮大で熱烈なバラードを聞きたかったんだよなぁ。。。
このミュージカル『マリー・アントワネット』は、王妃アントワネットと、父親違いの平民の妹であるマルグリット(ソニン)の数奇な運命がメインなのでした。
う~ん、観客が観たいのはそこじゃないと思うのだが。。。
それに、アントワネットに超貧乏な平民の妹がいた! という設定もどうなの?と思うし。
個人的には、マルグリットは街でフェルゼンに助けられて身分違いの片思いをし、アントワネットに嫉妬心を持って革命へ。。。 という立場の方がまだ自然でしっくりくると思うのですが、姉妹って! なんじゃそりゃ。
というワケで、アントワネットに花總まり、フェルゼン伯爵に古川雄大 という史上最高の配役・組み合わせだったにもかかわらず、色んなところで惜しい ミュージカル『マリー・アントワネット』でした。
DVD発売になるらしいけれど、花總まり&古川雄大 の組み合わせじゃないので、たぶん買わない。。。
(発売は、花總まり&田代万里生、 笹本玲奈&古川雄大 なのでした。涙。)