自分の備忘録として、マイアミの概要を少し。
“マイアミ”と呼ばれる地域は、フロリダ州フロリダ半島の南端に位置し、年間を通して温暖な気候。実際1月なのに、超冷え症の私でも日中は半袖の夏服でOK。風がある日だったり、夜になったら半袖の上にパーカーを羽織るだけで充分でした。冬が無いって良いなぁ~。
夏はハリケーンが多く厄介らしいけれど、冬は気候が安定するし本当に暖かくて過ごしやすい。なので、冬が観光のオンシーズンになります。
一般にマイアミといって思い浮かべるリゾート都市は、実はマイアミ市ではなくマイアミビーチ市。
マイアミ市はフロリダ半島の本土にあり、マイアミビーチ市は隣接する南北に長い埋立地の島です。
マイアミビーチ市はリゾート中心ですかね。南北に長い島の、南の区域がサウスビーチと呼ばれ、リゾート客で特に賑わっています。その中でも東海岸、大西洋に面したビーチ沿いに、アールデコ建築のホテルが立ち並ぶ、オーシャンドライブというストリートがあり、そこがいかにもマイアミらしさが際立つ最も有名な地区ではないでしょうか。
昼間はビーチで過ごす人は勿論、夜もナイトクラブやバーに繰り出す人々で賑わい、余程暗い道に行かなければ、女性でも安心して出歩ける雰囲気でした。歌舞伎町よりもガラが良い感じ。私が泊まったロウズマイアミビーチホテルも、オーシャンドライブ上の(端っこの)アールデコのホテルです。
本土のマイアミ市は、リゾートもそうですが、商業の街。実はニューヨークに次いで全米第二の金融都市です。ダウンタウンと呼ばれるエリアも、マイアミ市にあります。道路状況にもよりますが、マイアミビーチ市のサウスビーチから車で30分前後。超高層ビル群の風景が印象的で、新しい超高級高層マンションも林のようにいっぱい建っています。だけど、リーマンショックの影響で、空室が多いらしいです。その空室を、中国人が買っているそうな。
ダウンタウンの治安はよろしくなく、夜の出歩きは御法度です。私も観光ツアーで車でダウンタウンを巡っている時、昼間でも「ヤバそうだな。。。」と思う区画がありました。
マイアミ一帯は、中南米やカリブからの移住者が多く、人口の約65%がヒスパニックだそう。旅行者もアメリカからだけではなく中南米からも多いので、街中にスペイン語が溢れ、ラテンのムード満載! アメリカが好きで、同時にメキシコやスペインにも憧れてラテン大好きな私には、マイアミは堪らない場所でした!(*^o^*)
ちなみに、マイアミのタクシー運転手はハイチ系が多いそう。ハイチは中米・カリブ海に位置する国ですが、フランス語圏だそうで、スペイン語圏ではないから、ラティーノではあっても、ヒスパニックではないんですって。へ~知らなかった。
ハイチはフランス語圏といっても、一瞬ではフランス語とは分からない不思議な言葉をタクシーの運転手が話してたので、後でガイドさんに尋ねたら、ハイチで使われているのはクレオール語といってフランス語の方言の一つだと言っていました。なるほど。
一方、日本人は全然みかけません。東洋系は大抵、中国人でした。ガイドさん達によると、マイアミは住んでいる日本人が少なく、旅行にやってくる日本人も少ないと。逆に中国からの旅行者は多く、チャイナパワーはマイアミでもスゴイらしいです。確かに。。。
私が頻繁に海外旅行をしていた2005年頃までは、海外(欧米)にいる東洋系旅行者は、まず日本人だったのではないでしょうか。「コニチワ!」と必ず声をかけられ、「ニーハオ」と言われたことは当時ありませんでした。ところが、今回マイアミに来て、お店の呼び込みなど全て、「ニーハオ!」「チャイニーズ?」。中国人前提であり、最初から日本人だと思われることはまずありませんでしたね。ちょっと寂しい感じ。。。 安倍新政権になったことだし、“強い日本を取り戻そう!” ちょっと違うか?(^^;)