自治会の防災訓練に参加しました。
親が、私にも参加しろと何度も言うので仕方なく。訓練の時間が早かったので、日曜なのに会社に行くのと変わりない時間に起きるハメになってしまいました…。
まぁ、親も歳を取ってきているし、この家はいつかは私のものになるので、少しずつこういう自治会の集まりに参加して慣れておいた方がいいかも…。何年かしたら持ち回りの役員がうちにまた回ってきて、その時は私が会合なんかに出るだろうし。そう思ったら、割とあっさり朝起きれました。
訓練は、避難場所の小学校の校庭で色々あって長丁場で疲れました…。
でも、知っておいて良かったこともあって、参加して良かったです。
うちの自治会はかなりの大所帯でしっかりした組織なので、災害の備えも大丈夫でしょうとあてにしていたのだけど…。
飲料水はなんとか1日分。1世帯あたり3リットル前後は貯水槽から配給できるそう。もちろん自宅の備えは必要だけど、全世帯に渡るんだとちょっと安心。水って一番最初に来る救援物資だろうから、自治会の水で1日しのげれば何とかなるんじゃない?(甘い?)
でも、毛布は300枚。保存食も300食しかないって。全然足りない!
これらは避難場所である小学校に保管してあって、その小学校の児童数にも満たない。そもそも、自治会の避難者全員、小学校に入りきれるの!? これはちょっとショックでした。
救援物資や炊き出しが来るまで、保存食の配給は無いものと考えて自分で用意しなきゃいけない。
飲料水よりも保存食を多く用意するべきなのかなぁ? 救援物資や炊き出しって、被災から何日後くらいに来るの? そもそも、家に居る時に被災するか分からないし!
日本て、地震があってヤな国だね。
防災訓練で、私が通っていた小学校の校庭に、ほぼ20年ぶりに入りました。近くて遠い場所です。
変わっていないところ、変わっていたところがありました。
入学した時に、担任の女性の先生が、
「校庭の桜の木の幹は とても細いけれど、あなた達が卒業する頃には、あなた達と同じように うんと太くたくましくなっているでしょうよ。」と優しく言ったのがとても印象的で、先生が転任して居なくなった後も時々思い出しては木の幹が太くなるのを楽しみにしていました。
新しい小学校だったので、桜の木は植えたばかりで細かったのです。
卒業する時でも 木の幹は細いままで、先生が言ったのと違うなーと ちょっとがっかりしたのですが、あれから20年ぶりに見た今は、面影が無い程に桜の木の幹が太くなっていたので、何だか色々胸がいっぱいになりました。