ずっと楽しみにしていた、米倉涼子 主演ミュージカル【シカゴCHICAGO】ブロードウェー版を遂に観に行ってきました!
今年7月に1週間、ニューヨークのブロードウェーで公演した、その日本凱旋公演です。
場所は赤坂ACTシアター。この日をどんなに待ち望んだことか!
劇場の中に入ると、米倉涼子へ芸能人から沢山お祝いのお花が届いており、興味深く見させてもらいました。
華道家・假屋崎 省吾のお花を見つけた。普通の胡蝶蘭の鉢植えでちょっと意外…。こういうのは、あんまりこだわらない人なのかしらね?
ブルガリからのお花は、さすが。
こちらのお花のアレンジもステキ。
さてさて、肝心のお芝居です。
米倉涼子、綺麗でした~! 頑張っていました!
私は、2008年の日本版の初演を見ていますけど、その時からずっとグレードアップしていましたョ! 声に張りが出て、良くとおって、セリフが耳にすんなに入ってくる感じがしました。英語も上手だったと思うし、お芝居も日本語で演じていた時よりも今回の方が、自然で馴染んでいるように思いました。
ただ、歌はやっぱり難ありかな~。ソロで歌っている時はそれほど感じなかったけれど、ブロードウェーの役者とデュエットしている時、声量も歌唱力も劣っているのが分かりました。ロキシー役は歌のパートが少ないから、米倉涼子にとってはラッキーだったかな~。
それにしてもブロードウェーは、さすが役者がそろっていますね。
日本では長身の米倉涼子でも、ブロードウェーキャストに交じると一番の小柄。身体も薄くて、別の意味で目立っちゃう…。
周りのキャストは男も女も、米倉涼子より更に長身で身体は素晴らしく鍛えてあり筋肉隆々。最高に舞台映えしていました。
でもねー。そんな不利な状況の中でも米倉涼子は、美しくもふてぶてしい腹黒ロキシーの表情で、ブロードウェーキャストに喰らいついていましたョ!
ちょっと意外だったのは、舞台上(セットの一部に組み込まれている)のバックバンドが、ほとんど日本人だった事。指揮者とピアニストと、あと一人だけ外国人。
別に日本人の演奏家が劣っていると言いたいのではなくて、バックバンドもブロードウェーと同じ演奏家でやってもらいたかったな~と思いました。なるべく、ブロードウェーと同じで状況で見たかったので。
シカゴの女たちを見ていたら、もっとふてぶてしく したたかに世の中を生きてイイんだわ!と思ったけれど、それを演じている彼女たちは実直に鍛錬を重ねてあの舞台に立っているのよね~と、何とな~くガックリ。やっぱり怠け者に明るい未来は無いのよ、ね…。(^^;)
私も早く夏バテ治して、米倉涼子みたいに頑張ろう…。
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