先日、藤澤ノリマサ コンサートに赤坂サカスへ行った時、TBS敷地内に「絆プロジェクト」の特設セットがありました。
「絆プロジェクト」とは、TBS系のテレビ28局(JNN)とラジオ34局(JRN)が、東日本大震災の被災者を支援する活動だそうです。
TBSの番組出演者による直筆メッセージが貼られていたけれど、周りには立ち入り禁止の柵がぐるりと張り巡らされ、遠~くで見えなく読むことができません。こうしてしまうと、折角の人気芸能人による応援メッセージはただの飾り物と化し、何の意味もなさなくなってしまいます。なんか設置者側の冷たさを感じた。。。(^^;)
私は幸い、コンサート用に双眼鏡を持参していたので、それを使って読んで見ました。
すると、千昌夫のメッセージを発見!
なぜ千昌夫をピックアップするかというと、千昌夫は、震災の大津波によって最も壊滅的な被害を受けた地域の一つ、岩手県陸前高田市の出身。震災直後に放送された、被災者を励ますために演歌組が集まったNHKの番組で、すっかり変わってしまった故郷の現状を涙ながらに語り、大ヒット曲『北国の春』を歌っていました。
私は10代20代の頃は、演歌なんて全然興味なくて聞かなかったけれど、30代に入った今は、「良い歌だな」と思える曲が演歌に多くあり、聴くようになりましたね。演歌って、日本語の綺麗さとか巧みさが表れて面白いです。
『北国の春』も、いい歌だなと思っていた1つでした。
- あのふるさとへ帰ろかな、帰ろかな - と高らかに賛歌した情景はすっかり変わってしまいました。
この歌を歌う千昌夫も、この歌が好きな北国の人達も、今どんな思いで『北国の春』を歌い聴くのだろうと思うと、胸がつまります。早く、皆で、もとのふるさとに帰ろうね。。。
私自身は東京で生まれ育っていますが、血のルーツは東北にあるので、色々と思う気持ちがあります。。。
千昌夫の隣は、西田敏行でした。
これ、せっかく被災者を励ますメッセージが書いてあるのだから、東京の赤坂サカスにじゃなくて現地に置くべきなんじゃないかな?と思うけれど、被災地は広範囲に及ぶしねぇ。。。 せめて東北の都市に。そのうちに、東北行脚をするのかな。
TBSのブタさん。。。 下のタイルもブタさんで凝っていますね。
そびえ立つTBS。全部の放送局に言いたいけれど、情報操作しないでちゃんと色々、報道して欲しい!
石原都知事が、自動販売機とパチンコ店に対して節電を求めていたけれど、TVの報道では、パチンコに対する言及はまるで無かったかのように、自動販売機の発言だけを面白おかしく取り上げて。なんでだ? パチンコ業界に節電されると放送局が困るのか? まるでパチンコ節電説を世の中に広めたくないかのよう。。。
パチンコは娯楽だから。娯楽のパチンコが電気のムダ遣いと非難されると、娯楽番組の制作・放送も電気のムダと非難に繋がるのを恐れているのか?
とにかく意図的な何かを感じます。。。