2010年12/25(土)の京都旅行記です。
お楽しみの夕食は、前回年始の旅行で訪れて、お値段・内容・味・量・雰囲気、全てにおいて大満足の食事ができた、【french o・mo・ya 錦小路】に再び予約を取りました。築100年の京町家で食べる、和風フレンチのお店です。
こんなステキな個室もあります。
クリスマス期間中ということで、メニューは「クリスマス・スペシャルコース¥6,800 の1種類だけになっていました。前回頼んだコースは同じ品数で¥5,250、メインやデザートを数種類から選べたのですが、今回は全部固定です。
別に私達はクリスマスだから京都に来たワケじゃなく、京都に来た日がたまたまクリスマスだったワケで、クリスマスコースじゃなくてもいいのですけどね。世間一般がそうなのだから仕方ない。通常コースでもあの良さだったから、お値段UPのクリスマスコースならばきっと素晴らしいディナーを出して下さるでしょう!
本日のお品書き。
むむむ。。。 ワープロソフトで打ち出したやつになっている。前の筆書きのお品書きの方が温かみがあって私の好みでした。
前菜の 金時人参のムース、ウニを添えて です。
可愛らしくてステキ~!これは美味しかった。
しかし、この料理を頂点にどんどん満足度が下がっていくとは。。。
前菜その2、オマールエビと帆立貝のモザイク仕立て
オマールエビもホタテも、小さいひとかけらしか入っていませんでした。(^^;) ブロッコリーとカリフラワーばっかりで、つなぎのジュレと馴染んでいないしナンカチョット。。。 そのまんまブロッコリーです!て感じ。
オニカサゴのポアレ、オマールソース
う~ん。。。 オニカサゴは良いのだけれど、たっぷりきた付け合せのキャベツがビチャビチャで、あんまりよろしくない。。。 キャベツの替わりに京野菜のカブや大根、蓮根なんかを使ったら、もっと上品に仕上がったのだと思うのだけど。。。
黒毛和牛のサーロイン
これは美味しかった。しかしミニミニサイズで、これしか無いの~? この皿に限らず、全体的に前よりもボリュームが無くなっているような。
デザートのブッシュドノエル。
これ、二人で一皿でした。取り分け用の包丁を手渡された時、一瞬きょとんとしましたョ~!
え~何これ~!? デザートは一人一皿じゃないの? クリスマス“スペシャル”コースなのに?
一人で食べるには確かに量は多いけれど、二人で分けて食べるとなるとかなり物足りなかったです。デザートは別腹っていうでしょ? 食事の方だって控えめの量だったくらいだから。。。
しかも特に美味しいロールケーキじゃなかったし。生地がちょっと粉っぽかったし。
盛り合わせもなんだか子供騙し。。。これなら、通常メニューのデザートの方が、よっぽど美味しくて良かったなぁ。
更に酷かったのが紅茶。おそらく作り置きしていて沸かし直したか、ずっと保温していたのでしょう。もう渋くなってとても飲めたモノじゃありませんでした。
え~!?ナンデナンデ~!? 前回あんなに良かったのに、一体どうしちゃったの?
ここに住みつきたく程に大満足だった前の料理を知らないで今回を食べていれば、これが普通だと思ってこんなにガッカリはしなかったかも知れませんが。
使っている食材も通常コースの方が色々な種類使っていたような気がしますし。。。 ウニやオマールの高級食材を使った分、今回は値段設定が高くなったのでしょうが、少量しかなかったしなぁ。紅茶は論外だし。ちょっと今回は期待外れ感が否めませんでした。
実際、他のブログやグルメサイトの口コミを見ても、良くない評価がたまにあったりして。
もしかしたら、日によって出来の差があるお店なのかも知れませんね?
注)【french o・mo・ya 錦小路】はその後閉店しました。
前回の大満足ディナーの記事。参考まで⇒【京都小紀行 年始編6】幻想的な京町家でフレンチ