【京都小紀行 年始編6】幻想的な京町家でフレンチ

2010年1月10日(日)15年ぶりに訪れた京都旅行記です。

1日、京都観光をした後は、お楽しみの夕食です!
ガイドブックで事前に下調べした時に真っ先に、食べたいなぁ~と思ったお店が、運良く我々の宿のすぐ近くなのでした。こりゃ楽だわ♪
予め18:30に予約を入れてあるので、宿から徒歩で向かった先は、有名な錦市場から1本入った麩屋町通にある【french o mo ya 錦小路】です。
「築100年の京町家のお座敷にて、お箸と信楽焼の器で召し上って頂くフレンチレストラン」ということで、まさに私のタイプ!
私はまだまだ若輩者で、完全な和食って飽きてしまうし物足りないんですよね。なので、フレンチテイストの和食だとか、和風フレンチの類は大好きです!

【french o mo ya 錦小路】到着。

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路地に建つ大きな町家で、中も広かったです。昔は相当なお屋敷だったのでしょう。。。
1階はカウンター席やテーブル席がありました。ステキな雰囲気。。。
日中の観光で外から町家を沢山見ましたが、遂に中に入ることができて感激です。町家の中は、薄暗く高い天井の中に柱や張り巡らされた梁を見ることができ、幻想的な「和」の空間が広がっていました。
我々は靴を脱いで、2階の個室に案内されました。行く途中も、細い廊下が迷路みたいに入組んで不思議な世界。

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通されたのは、床の間にステキな生け花が飾ってある広い個室でした。ステキステキ。

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それでは、お食事スタート! 頂いたのは、季節のディナーコース \5,250 です。
それにしても、静かで良いわね~。

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前菜がいきなり美味しかった! カリフワラーのムース、セロリのジュレ。
デザートのように濃厚で甘いカリフラワーのムースを、ほろ苦のセロリのジュレで口の中を引き締めます。こんなの初めの味! 人目が気にならない個室をいいことに、あまりの美味しさに本当にのた打ち回るワタシ。(^^;)

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赤ワインで煮込んだ丹波味わい鶏のテリーヌ・金時人参のクーリ
鶏はパテではなく押し固めてあり、たっぷり食べ応えがありました。金時人参は、神社の鳥居を連想させる鮮やかな朱色で、トマトのような酸味と甘さでした。(実際トマトも入っていた知れないけど。)

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聖護院蕪のポタージュは、ほんのりバジルの香りがしました。温かくて胃に優しい感じ。スキスキ。

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魚料理は、ヤガラのロースト。魚のプリプリした身と、ブイヤベースのソースがとてもおいしかったです。牡蠣も入っていましたョ。
ヤガラは京都を中心に使われる白身魚で、鱧のような太刀魚のような、胴体が丸く長くて大きな魚だとお店の人が教えてくれました。ふぅ~ん。(・o・)

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肉料理の前にお口直しのシャーベットが出ましたが。。。 キウイをそのまんま凍らかして削ったやつ。ジャリジャリして口当たりは悪いし、すっぱいだけでなんの風味もないし、こいつは×でした。

お肉のメインは、豚・鴨・牛(+¥735)から選びます。
本当は牛さんが食べたかったけれど、サーロインだったので止めました。フィレなら良かったけれど、サーロインじゃ追加料金の割に合わないな、と。鴨も京食材なので、私は鴨にしました。お友達は国産豚のローストです。
手前が私の 鴨肉とフォアグラのパイ包み。

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実は私はフォアグラの匂いが×で苦手なのですが、こちらのフォアグラは比較的楽に食べられました。
お友達のブーさんは、「一応おいしいのだが、これまで出てきた素晴らしい料理からするとちょっと期待外れ。」との事。
どうやら、肉料理はイマイチの日に来てしまったようです。(^^;)

最後のデザート。
お友達は、シブーストとフルーツのマリネ。酸っぱいフルーツがいっぱりありましたが、このシトは酸っぱいの好きなんだって。

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私は、リンゴとチョコレートのタルト。なめらかなチョコレートの中に入った煮リンゴが意外にマッチしていて甘くておいしかった! 私は酸っぱいのはダメで、甘くないとイヤな人です。

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沢山の料理を、町家の広い個室で静かにゆっくり食べることができて、とても良い時間を過ごすことができました。
デザートが出てきた時は、「このステキな時間が終わってしまう!」と帰りたくなくて悲しくなってしまった程です!
食中に飲んだジンジャーエールはカナダドライじゃなくて、生姜が沢山入った自家製だったりと、お料理だけじゃなく飲み物も、器も、空間においても、色々なところが凝っているお店でした。
東京から京都へは遠いけれど、またいつか、【french o mo ya 錦小路】へ食べに来たいと思いました。
あ~美味しかったョ~(^^)

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